オゾン水の殺菌効果と院内感染予防への応用について <日本集中治療医学会雑誌7巻より引用>

2000年に、静岡県立大学赤堀幸男氏、村上篤司氏、静岡済生会総合病院の星昭二氏らが日本集中治療医学会雑誌7巻においてオゾン水の殺菌効果と院内感染予防への応用について発表している。

「院内感染防止対策としては、手指洗浄による交差感染経路の遮断が基本的かつ最も有効とされている。(中略)オゾンを水に溶解したオゾン水は、強力な殺菌作用を有し、一般細菌はもちろんmethicillin-resistant Staphylococcus aureus (MRSA), vancomycin-resistant enterococci (VRE)などの多剤耐性菌に対しても、他の殺菌剤より極低濃度で、5秒程度の極短時間で完全な殺菌作用を示す。
一方,オゾン水中のオゾンは自然分解するため貯蔵できず、用時調製用のオゾン水供給装置が必要であり、作用機序、殺菌効果の特徴からくる独特の注意点もある。これらの問題点を考慮しても,オゾン水は手指洗浄用として最適であり、排水に悪影響しないなど、環境にも配慮した有効な院内感染対策方法を提供するものと考える。」
※日本集中治療医学会雑誌7巻より引用

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